この記事でわかること
- 売上を見ていても残る額が分からない3つの理由
- 紙1枚・3行で、足りない月を先に見つける手順
- 年に数回の支払いを12で割って毎月に足す
通帳を見るのは、支払いの前日。
そこで残高を見て、ほっとするか、血の気が引く。
売上は毎日見ています。予約も埋まっています。
それでも、「今月、いくら残るのか」が分からない。
小さなお店では、とてもよく起きていることです。
売上を見ていても、残る額は分かりません
理由は3つあります。
1. 入るお金の「日付」を見ていない
現金ならその日に入ります。
でもカード決済やQR決済は、入るのが数週間あとです。ポータル経由の予約も、入金は締め日のあとです。
売上が上がった日と、お金が入る日はズレます。このズレは、売上の数字を見ていても出てきません。
2. 出るお金の予定を、書いていない
家賃、リース、仕入れ、人件費、返済、税金、社会保険料。
どれも金額は知っているのに、「いつ、いくら出るか」を1か所に書いていないことが多いです。頭の中にある数字は、都合よく小さくなります。
3. 年に数回しかない支払いが、記憶から抜ける
税金、保険料、車検、設備の更新。
毎月ないものは忘れます。そして忘れていた月に重なります。「今月だけおかしい」と思っている月の正体は、たいていこれです。
参加無料 / 動画を見るだけこの続きは、無料オンラインセミナーで実際の画面を見る今日からできること(紙1枚・3行)
会計ソフトも表計算も、まだいりません。紙1枚で始めてください。
手順1:今月の「3行」を書く
- 今月、入る
- ○○万円
- 今月、出る
- ○○万円
- 残る
- ○○万円
細かくしないのがコツです。1円まで合わせる必要はありません。万円単位で、ざっくりでいい。
正確さより、書き終わることを優先してください。
手順2:年に数回の支払いを、12で割って足す
税金や保険料など、年に1〜2回まとめて出るものを合計して、12で割ります。
その金額を「今月、出る」に毎月足してください。
これで、重なる月の不意打ちがなくなります。
手順3:翌月・翌々月も、同じ3行を書く
3か月ぶんで9行です。10分あれば書けます。
この3行目(残る)がマイナスになる月を、先に見つけることが目的です。
2か月先に足りないと分かれば、できることはあります。前日に分かると、できることはほとんど残っていません。
ただし、注意してほしいこと
予定は当たりません。 当てるために書くのではありません。「足りない月を先に知る」ために書きます。ズレても気にしないでください。
売上が増えても、残るお金が増えるとは限りません。 仕入れや人件費が先に出る商売では、忙しい月ほど手元が薄くなることがあります。
数字を書いて怖くなるのは、正常です。 怖いのは、見たからではなく、もともとその状態だったからです。見ないほうが、本当は怖い。
税金の計算や申告の判断は、税理士の仕事です。 この3行は、あくまで手元のお金を把握するためのメモとして使ってください。納める金額の見込みなどは、顧問の税理士さまにご確認ください。
3行を書いても、どうしても合わない場合
返済と納税が重くて、何度書いても3行目がマイナスになる。
そういう状態のご相談もお受けしています。
返済条件の見直しの考え方、税金・社会保険料の分納や猶予といった制度、返済が止まった場合に実際に何が起きるのか。順番に整理していきます。
ご相談はすべてZoomで、秘密厳守です。くわしくは借金返済でお困りの経営者へのページにまとめています。
なお、当社が行うのは説明・助言・資料づくりのお手伝いです。金融機関との交渉の代行や、税務申告・法的手続きの代理は行いません。必要な場面では、弁護士・税理士など専門家へのご相談をご案内します。
まとめ
- 残る額が分からないのは、入るお金と出るお金の「日付」を書いていないからです。
- 今月・翌月・翌々月の「入る/出る/残る」を、紙に9行。10分で書けます。
- マイナスの月を先に見つけられれば、打てる手が残ります。
NEXT STEP
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「3行を書いてみたけれど、これで合っているのか分からない」
その段階でご相談いただくのが、いちばん早いです。
初回のご相談は無料です。お店の数字をお聞きして、3か月先までの見通しを一緒に整理します。資料の準備はいりません。分かる範囲でお話しいただければ大丈夫です。
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